こんにちは、ゆいです。
今日はどんな一日だったでしょうか?
ゆいは、今日はちょっとシェアハウスの話が進みました。
年内に移住することが目標なので着々と進めていかないとなぁ、という感じですね。
第二の家、というゆいが追いかけているものがちょっとカタチになるのかなと思ったり。
娘が育つ環境が、いろんな価値観やいろんな彩であふれたものになってくれたらいいなと思っています。
ゆいなりにつくりたい場所を自分でつくるひとつの挑戦。
ずっと誰かのつくりたいものをつくってきた感覚が強かったけど、これは自分がつくりたいものの感覚があります。
あんまり自分のやりたいこととか考えたことはなかったけど、最近ちょっと考えるようになりました。
もちろん誰かのビジョンが叶う瞬間が好きだし、そういう部分には関わりたい。
誰かの夢やビジョンを追いかけるのが嫌になったかといわれたら、そんなことは全くなくて。
手段として何をするか、みたいなところに対するこだわりはない。
ゆいが見たいと思う世界が見れそうで、目の前のひとが本気になれるものは基本的になんでも関わりたいと思う。
ただ、キャパもあるので何に関わるかの基準が大事だなと思っていて。
自分がどうありたいのか、っていう部分を最近考えられている気がします。
なんとなく、「親バカって言われたくない」と思っていたゆい。
ママとしても自分としても自己実現したい、と言いながら、そんな具体的な目標ではなかった。
でも最近はちょっとずつ明確になってきている気がします。
別に自分で仕事している女性はいくらでもいて、女性起業家だって増えてる。
起業してからママになって、育児とキャリアを追いかけている人もいる。
じゃあゆいができることってなんなのか、ゆいじゃなきゃできないことは何か。
そんな風に考えています。
また詳しくはもうちょっと自分の中でまとまってから。
というわけで、今日はちょっと自己満記事です。
実習のエピソード第3弾。すごくかわいかった子どもたちの話です。
幼児教育の魅力になるのかな、教員になる気がなかったゆいが揺れた理由です。
今でも鮮明に記憶に残っている一人の男の子がいます。
仮にAくんという名前にしておこうかなと思います。
ゆいは3歳児クラスに入っていたので、3歳児の男の子。
その子は、大人と関わってあんまり友達と関わらない男の子でした。
園に来ても、ずっとママにくっついて離れない。
やっと離れたと思っても、今度はずーっと担任のそばから離れない。
信頼してる大人がはっきりしてるみたいで、初めはゆいのそばにも寄ってきてくれませんでした。
終わるころにはちょっと仲良くなれたらいいなぁ、ゆいが保育の日話聞いてくれるかなぁ、って不安だった。
実際、はじめの一週間くらいは煙たいものかのように扱われていました。
ただ、こういう子とかかわりたい!と思ってしまうのが私。
積極的に絡み続けるようにはしていました。
そしたら2週間たつか経たないかのときに、ちょーっとお話できるくらいに。
とはいえ、他の子と比べたら全然話してくれないけど。
そんな感じで迎えたゆいの2回目の保育日。
すごく奇跡的な出来事が起こりました。
自分から友達に話しかけて、ゆいと担任の先生の手を離れて走っていきました。
もうなんかすごく感動で。
一人の子に肩入れするのは教育者としてあんまりよくないかもですが。
やっぱり、これから生きていく中で、同年代と関わる力って絶対に必要で。
なんでもわかってくれる親や先生みたいな人だけと関わっていける社会はそうそうない。
だからこそ、友達とかかわろうとするAくんの姿勢にすごく感動しました。
保育が終わった後の振り返りで、先生からも話が出るくらい。
初日とかに、「この子は友達と関わらないから」って話してたのに2,3週間での大きな変化。
こういう成長の瞬間に関われる仕事であると改めて感じた瞬間でした。
保育士とか教師といわれる仕事ってやっぱり仕事量が多かったり、見合った給料が無かったり。
あとは、保護者対応とか面倒な仕事も多い仕事だと思っていて。
でも、それでもいい、と思ってしまうくらいの喜びもある仕事なんだなと思いました。
ただ、「それでもいい」と妥協する人がいないくらいの労働環境にはなってほしい。
あと、Aくんのもう一つのかわいいエピソード。
私の実習最終日、みんなとお別れする日。
3歳児とはいえみんな話も分かっているので、タッチしたりハグしたりしながらお別れしました。
そんな中でも、いつも通りつんけんした態度で帰っていくAくん。
あんまり仲良くなれなかったかなぁ、と思いながら片づけをしていたとき。
トコトコ、とゆいの足元に寄ってきてしゃがむと、「先生大好き」と言いハグして去っていきました。
心を開いてくれず、ずっと冷めた態度をしていたAくんの心にちょっと触れられたのかな、と思った瞬間でした。
そのあとにお母さんが近くに来てくれて。
「家でね、ゆい先生の話するんですよ」って言われて。
こんなかわいい生き物はいるのか、と思った瞬間でした。
実習期間の1か月ですごくいろんな経験をして、保育現場の良さとか魅力とかめっちゃ感じて。
それでもゆいは、現場で働こうという気持ちにはならなくて。
最終日に職員室で「先生たちは将来現場で働きますか?」という問いに答えたのは、「なりません」という回答だったゆいだけ。
あの場で断言できたのは、自分の中で決めていた、というのもあったと思います。
あとは、子どもと直接より「親を経由して間接的に」という想いが当時はとても強かったから。
もちろん今も保護者に関わるのは大事にしている部分で、譲れないんですけど。
でも当時は、よりそこに対する想いが強かった。
あとは、子どもたちの姿を見て、やっぱり親が特別だなと思ったから。
うちの附属はお受験幼稚園なので、いわゆる意識の高い親が多くて、専業主婦家庭のお母さんばかり。
でも、右も左もわからない中で、困惑しながら子どもと関わる保護者の人たちがたくさんいる。
共働きで子どもと関わる時間を増やしたいと思いながら増やせなかったり。
子どものことを大事にしようと思いながら、思っている育児ができなかったり。
子どものことに追われて自分の人生を犠牲にしてしまうお母さんが多いのも知っている。
専業主婦が幸せで、子どもといる時間を何よりも優先したいと思う人ならいいけど。
ゆい自身が、働きながら子育てしたい、と思っているが故なのもあるのかもしれない。
今自分が育児している中でも、お母さんへの想いは変わらない。
すごくかわいくて、3年半たった今でも鮮明に覚えている男の子の話でした。
ただの自己満ブログです、いやいつもか、?笑
この子がいたから気づけた、「先生」という仕事の良さがあるのも事実です。
子どもたちに向き合えば、子どもたちは見てくれて返してくれる。
子どもたちは大人に比べたら語彙も少ないし、自分の表現が苦手な子もいる。
でも、そんな子どもたちが少しずつ自分を見つけて、表現できる時間を共にできるのが、幼児教育の領域かなって思っています。
今娘といて、日々の成長にワクワクして、ほんとに幸せで。
自分の子どもと同じように、成長を喜べるのが教師という仕事だと思っています。
ただゆいは、そんな先生たちが気持ちよく働き続けられるような場所をつくりたい。
そして、そんな場所でも自分をうまく表現できない子たちの居場所をつくりたい。
今日もありがとうございました。
明日も今日よりも素敵な一日でありますように。
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