こんにちは、お久しぶりです、ゆいです。

4月から新生活が始まり、娘の慣らし保育と自分の仕事の関係でバタバタしていたので、2週間勝手にお休みをいただいていました。

やっとちょっと新生活にも慣れてきた感覚があります。

もう慣らし保育も最終盤です。新しい環境に困惑しながらも、ちょっとずつ新しい友達との生活に挑んでるみたいです。

ちなみに今朝は、離れる時にギャン泣きしてました。新しい保育園に来て、園で泣いたのははじめてらしい。

でも、そういう時は心を鬼にしてでも離れなきゃ行けないのが、子どもを預ける親の役割。泣き止むまで一緒にいることは、仕事がある以上不可能だし、ずっとそんなふうにしてあげることはできないから。

ごめんね、って気持ちはありながらも、離れて友達の元に送り出すしかない。がんばれって背中を押してあげるしかない。

結論は、私の姿が見えなくなったら切り替えて友達と遊んでたらしいです。一生懸命切り替えたんだと思います。

ただ、一生懸命がんばって切り替えたんだろうなって思うから。泣いたその瞬間の感情も、見えなくなって切り替えた彼女自身も、認めてあげて一緒にいたい。

何となくお迎えの時に感じていた、友達に気をつかってそうだなという感覚がずっとありました。保育時間の様子を聞いても、友達と遊んでいる、と言われてもなんとなくぬぐえなかった違和感。

これは言語化できるものじゃなかったし、普段から見てるゆいだから気づいたくらいの些細な変化かもしれないけど。でも、そういう直感は大切にしたいと思いました。

今日、先生に少し関わり方のお願いをしたら、帰りる直前まで友達と一緒にパズルをしている姿を見ることができました。ちょっと安心。

気づいてくれる存在がいる、という感覚が、素直な表現に繋がる気がするから。そして、わかってくれる安心感は、きっとこれからの娘の世界の広がりに必要だと思うから。

さて、4歳の娘と過ごすシェアハウス生活も2週間を終えました。

毎朝の保育園準備はバタバタです。こういう時に自分が低血圧なことを恨む。

目は醒めるけど身体が動かない、動かせない時間が長くて、早めの目覚ましもいつも意味を成さない。ただもっと早く鳴らすと、睡眠不足に拍車がかかって倒れる気がするから鳴らせない。笑

1時間弱の時間でワタワタしながら準備をして連れて行っています。

実家という、ある種守られた環境を出て、この春からの生活拠点はシェアハウスを選びました。

基本家のことは母に任せていたけど、自分がより主体的に動くことが求められ、かつ、仕事も育児も自分でバランスを保ちながら続けていかなければいけない生活です。

娘からしてみれば、大好きで、毎日遊んでくれていたじいじとばあばと離れる生活。1年間でなかよくなった保育園のお友達と離れて、新しい環境での保育を求められる生活。

そして、家族ではないお姉ちゃんたちが毎日そばにいる環境での生活。

じゃあ、なぜゆいがシェアハウスという環境での育児を選ぶのか。

人によっては、リスクだと思う人もいると思います。子どもを自己都合で振り回してるんじゃないかって思う人もいるかもしれない。

そんなふうに言われるのが怖いと思って、ゆいの教育や子育てに対する価値観は身内にしか話をしてきませんでした。

もちろん、リスクがあることも理解している。トラブルが起こる可能性だって存在していることもわかってる。

ふとした瞬間になにか事故が起こるかもしれないし、娘がいることで住人の生活になにか影響を与えてしまうかもしれない。

予期できないことなんて、育児をしてたら無限と存在するように、シェアハウスを選んだから起こるできごとも無限に存在することなんて目に見えている。

ただそれでもゆいは、シェアハウスでの育児というものに可能性を感じて、それを信じてみたいと思う。

ゆいは、進学就職結婚という、ありきたりなものしか知らない人生を生きていました。

教員、もしくは、教育関係の企業に就職するものだと思っていたし、その数年後には結婚して家庭を築くものだと思っていた。ちょうど年齢でいったら26歳になった今くらい。

高校生の頃の自分の想像では、ちょうど結婚したくらいか、一人目を妊娠しているくらいのイメージでした。まさか、もう4歳の子どものママをしているなんて一ミリも思っていなかった。

ただそれは、その人生を想って心から幸せだと思っていたからではなくて、それ以外の選択肢が存在するということを知らなかったから。

でも、世界は、思っているよりももっと広くて、選択肢は無限に広がっている。

働き方だけでも選択肢は実はたくさん存在していて、企業に就職するだけが選択肢じゃない。

アーティストもいれば、フリーランスもいるし、起業家もいれば公務員の人もいる。やりたいことをして生きるために、フリーターをしながら夢を追いかけ続けている人もいる。

そんなふうに、自分なりに生きる方法を探している人がたくさんいて。

そして、みんないろんな「好き」とともに生きている。

ゆいの周りにはいろんな「好き」を教えてくれる子たちがいます。

K-POP、アイドル、ポケモン、数学、二郎、シーシャ、マダミス、謎解き、プリキュア、進撃の巨人、メイク、スケート、サッカー、格闘技、アサイーボウル、ハンバーガー、、、

ゆいはそんなに趣味のない、「好き」と言い切れるものが少ない人生を生きてきました。

「好き」だと言い切ることは怖いことだと思っていた時期もありました。なにかにのめり込むことは恐ろしいと思っていました。

でもそんなことは一切なくて。むしろ。

「好きだ」と語る人の目はすごく輝いていて、「のめり込むものがある人」の生き方や後ろ姿はすごくかっこいい。

ゆいは、いろんな世界を知らないまま26年の人生を生きてきました。最近になった知った世界がたくさんあります。

ずっと、なにかに没頭できる人がうらやましいと思っていました。かっこよくて、あこがれていた。

だから娘には、いろんな世界があるということを幼少期から知っていてほしいし、没頭する人のかっこよさを感じてほしい。そして、いろんな世界に触れて何か没頭できるものを見つけてほしい。

だから、まだ何者でもない若者たちと一緒に生活をすることに魅力を感じてしまう。

なにかを探しながら、好きなものを好きだと表現する人の生活に触れられるから。ただ、好きなものに没頭している人の姿を見て成長することができるから。

みんな見ている世界が違うんだということを、生きる世界が違うということを、世界の切り取り方は人それぞれだということを。

生活レベルから当たり前なんだと伝えていきたい。

そしてそのうえで、「あなたの好きはどこ?」と娘から出てくる「こえ」に耳を傾け続けたい。その「こえ」を尊重したい。

これが、ゆいがシェアハウスでの子育てを選ぶ理由です。

全然違う大人とのかかわりを当たり前にすることで、周りと違っていいんだと思ってほしい。「みんながどうか」じゃなくて「自分がどうしたいか」に目が向けられるひとになってほしい。

そんな願いから、ゆいはシェアハウスを選ぶことにしました。

すべてはゆいのエゴなのかもしれない。いろんな大人に囲まれた生活なんて娘は望んでいないかもしれないし、シェアハウスで子育てされたから、って将来文句を言われるのかもしれない。

そんなことはわからないし、でも、そんな分からないことを今考えて行動しなかったらきっと後悔するから。

育児には正解がないからこそ、ゆいはゆいなりの正解をつくっていくしかない。それを、わたしたち親子の正解にするしかない。

子どもは親を選べないし、幼少期の原体験は自然発生的に起こっていることばかりで、操作できるものじゃない。

だからこそ、親にはそれ相応の責任がつきまとってくる。

よく考えることですが、子どもが大人になるまでに20年のギャップが存在するから、自分がしてほしかったことをしても子ども世代には「なんか違うかった」と思われる結果になる。

自分たちの両親が「大企業にいけば安泰だ」と思っていたのは事実で、「大学に進学すること」は上位30%にしか成しえないすごいことだった。

でも、今の世の中は約50%が大学に進学して、大企業でもリストラが起きる。社会の当たり前が変わったにもかかわらず、親世代からなんとなく感じるのは20年前の当たり前。

だから、いまの当たり前を娘に押し付けても仕方がなくて、自分がしてほしかったことをしているだけだと、たぶん20年後の当たり前には追いつけない。

そして、20年後の当たり前なんて今わかるわけがない。

ただ、わからないからこそ、「みんながいいっていうから」とか「それが当たり前だといわれていたから」じゃなくて、「ママがいいと思ったから」と言い切れる育児をしたい。

そのための「シェアハウス」という意思決定です。ゆいが、いろんな大人に囲まれて成長していくことが、子どもにとって一番いいと思ったから。ただそれだけ。

人格形成において、人格が確立されるといわれている10歳まで後6年を切りました。

娘がどんな人になっていくのかは定かではありません。ただ、いろんな人の愛を受け取って、人生を楽しんでくれることだけは間違いないんじゃないかなと思っています。

そしてきっと、いろんな世界を知り、いろんな選択肢を知り、その上で好きなものを「好きだ」と叫んでくれる気がする。というか、そんな成長を遂げられるような育児をすると決めている。

だから、そのための基盤を、ゆいなりの方法でつくっていきます。

女の子限定のシェアハウスですが、ぜひ遊びに来てください~

ゆいのpaletteでゆいの彩を、誰かのpaletteで誰かの彩を。

そして、そのふたつの彩を混ぜ合わせられるco-paletteを。

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