こんにちは、ゆいです。
今日はどんな一日だったでしょうか。
実は、今日で離婚してちょうど1年になります、シングルマザーになって1年が経過しました。
あっという間だったような、すごく長かったような、そんな1年間でした。
昨年末に振り返った時にも感じましたが、すごく濃い1年間。
25年間生きてきましたが、こんなにも上下動の激しい1年はなかったんじゃないかなと思います。
そして、もうこの記録は更新したくない。笑
うちの離婚は話し合いとかできなくて、調停離婚でした。
なので、2月22日が離婚が成立した日ではあるのですが、それは最後の調停の日。
何も知らない赤の他人と話しているうちに、次第と離婚に向けて話が進んでいく。
ほんとに不思議な感覚でした。
この人たちに何がわかるんだよ、と思っている瞬間もありました。
連絡取ってくださいね、とか、それが気軽にできたら調停までしてないよ、というのが本心。
でもまぁ、納得して動くしかないんですけど。
結局この1年で1回しか元旦那とは顔を合わせていません。
ゆいは直接電話もしてないので、話をしたのはその1度きり。
一度だけ面会交流というかたちでzoomをしましたが、私はセッティングするのみでした。
娘もよくわからないまま、パソコンの前で一人遊びしててくれていました。
この1年間で面会交流をしたのはその1回のみです。
別に実施しないといっていたわけではなく、電車の時間が長くなるから会いに来てね、と言っていただけなのですが。
いつの日にか、面会交流に対する連絡はこなくなりました。
元旦那とは共通の知り合いが多いので、この1年の間にもいろんな人からいろんな話を聞きました。
離婚前には知人経由で手紙ももらいました。
でも、実際はゆいに対してどう思っているのかは分かりません。
いまだにわからないことがいっぱいあります。
自分の前にいる元旦那と、誰かから聞く元旦那が全然違うくて困惑したこともたくさんありました。
それでも、ゆいはもう自分の目の前にいるもの、見えているものを信じることにしました。
何が正解かなんてわからないけど、でももう見えているものを事実として受け止める以外の方法がわかりませんでした。
離婚をして、シングルマザーとして生きていくと決めました。
でも、この1年ゆいがひとりだった時は一瞬たりともないんじゃないかなと思っています。
家族なんだから、といってくれる両親、ひとりで頑張らず頼ればいいんだよ、と伝えてくれる友達。
みんなの子どもだと思ってるよ、と伝えてくれるゆいの大好きで大切な仲間たち。
離婚を検討していたとき、りこんを決意した時は「ひとりで頑張らないと」と思い続けていました。
実際、今もそう思う瞬間は無数にあります。
自分が祖父母に対して優しくてなんでもわがままを聞いてくれる人、という安心感を覚えていました。
だから、両親にもそうあってほしいと思っていて。
ひとりでちゃんと育児しないと、って気負っていることもありました。
好きなことを仕事にしながら育児しているんだから、自分の時間はつくっちゃいけないって、どこか自分を制限していたときもありました。
勝手に自分を縛って、苦しめていたのが自分だったことが多かったです。
心無い言葉をかけられることもありました。
何も知らないはじめましてのひとに、「パートナーはいたほうがいい」「若ママって責任とれなさそう」みたいなことを遠回しに言われたこともあります。
未だにですが、こういう言葉は悲しくなります。
負けてちゃいられないから強く生きてるんですけど、この前も些細な一言がずっと脳内にこびりついていました。
実は、今の生き方を「すごい」といわれるのもほんとは好きじゃないです。
当たり前のことをしているとしか思っていないから。
別になんてすごくなくて、ただ大事にしたいものを大事にできる生き方が今の道しかなかっただけ。
この1年は、人を信じるのがすごく怖くて、でも信じたいと思える人に囲まれた1年でした。
いろんな人が心配してくれていたのですが、男性恐怖症的なものにはなっていなくて。
ずっと支えてくれたのが男性が多かったのも理由の一つかもしれませんが、男だからとか女だからといった見え方はしていない。
でも、純粋に人を信じるのは怖かったです。
今もですが、人の感情ほど信じられないものはないと思うようになりました。
自分も含めて、なにか一つの出来事で感情は大きく変化してしまうことを知りました。
それでも、今のゆいには信じたいと思う人たちがいます。
ほんとに不思議なことですが、みんなゆいのことも娘のことも大切にしてくれます。
何もないのに、そんなゆいでいいって言ってくれます。
すてきな仲間たちに囲まれているからこそ、シングルになったこの1年もゆいは前を見て走り続けられたんだと思っています。
そして、今は自分が心の底から追いかけたいと思えるものに出会えました。
長年思い描いてきた夢が、ちょっとずつ現実になってきました。
もう一年あれば、もうちょっとカタチになっていそうな感覚があります。
1年前は、帽子をかぶらないと家から出られませんでした。
人ごみを避けて、電車も指定席を確保して座っていました。
「ゆいちゃんはなにがしたい?」と聞かれて、言葉よりも涙が出てきていました。
自己紹介をしようとしても何を話したらいいのかわからず、話せなくなっていました。
でも、最近はおしゃれで帽子をかぶるようになったし、なくても全然出かけられます。
満員電車にも何も気にせず座れるようになりました、たまに人酔いはするけど。
今したいことは女の子の伴走者になることだって胸を張って言うことができます。
目指す社会はお花畑で、そのために自分の中にある「タネ」に目を向ける時間を届けたい。
そして、一緒にその花が咲き誇るところまで見届けたい。
大切な人たちがいて、どうしても自分がやりたいと思うことがあります。
昔から、人の顔色とか視線を気にして生きてきた人生でした。
ゆいの人生における判断軸は、自分の中じゃなくて他人の中にありました。
近くにしてくれる人が「いい」という選択を選ぶことが多かった。
でも最近は、自分がいいと思えるものを選びたいなと思えるようになりました。
なんとなくだけど、最近の自分は素で話して、素で笑っているような気がします。
しんどいこともあるけど、毎日総じて楽しい、という感覚。
1年ってほんとにあっという間で、でも、いくらでも変わることができる期間。
1年前に戻りたいですか?と聞かれたら、絶対に戻りたくないです。
いまよりもいい未来はあるのかもしれないけど、何か意思決定を変えたことで未来が変わるなら今のままでいい。
後悔ばっかりだった人生が、この人生を選んでよかったと思えるようになったのもこの1年での成長です。
でも、自己実現という文脈でも、ママという文脈でも、ゆいはまだまだです。
もっとできることはあるし、もっと世界は拡がっていく。
だからこそゆいは、前を向いて進んでいこうと思います。
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