あたたかさもつめたさも。やさしさも厳しさも。悔しさもうれしさも。
すべての感情には彩があり、すべての経験で人生は彩を与えられていく。
何十年も生きる人生の中で、まったく同じ人生を生きる人も、まったく同じ感情になる人もいない。
だから人は、その人特有の彩を持ち、その彩で人生を輝かせながら生きている。
そして人間は、経験したものしか、見たものしか知らないから、目指すものも理想も夢も全部。
自分の中にある彩と彩のかけ合わせで探していく。
ゆいの人生はずっと着ぐるみの中、仮面の下。
ほんとのゆいの感情も、ほんとのゆいの弱さも見せず、強がってどんな時でも笑っていた。
その生き方がゆいなりの生存戦略だった。
家族からも、友達からも、嫌われない自分でいようと必死で、なにもない自分をひた隠しにしていた。
いつの間にか、なにがほんとの自分かもわからなくなって、ほんとの感情もわからなくなって。
自分で「無理してたんだ」と気づく時にはもう遅い。
みんなの前では仮面の奥で大号泣して、誰にも見られないところで声を殺して泣いていた。
ゆいは、無色透明だった。
その場に応じてどんな彩にでもなれると信じて、どんな彩にも変化しようとしていた。
でも実際は、どんな彩にもなれなかった。
どの彩を加えても、どうしてもその彩になり切れない自分がいて、その彩を拒絶してしまう自分がいて。
でもその彩になりたくて、自分を追い込んでいつの間にかしんどくなって泣いている。
そんなゆいの人生を照らしてくれたひとがいた。
誰かの正解を、誰かに正解といわれる道を追いかけてきたゆいに、「ゆいの正解」を教えてくれた人。
何度も何度も、何年もずっと向き合ってくれて、向き合うゆいに寄り添ってくれて。
いつのまにか誰かの正解を追いかけるゆいを、誰かから言われた不正解に悩むゆいの手を引いてくれる。
どんな時でもゆい以上にゆいのことを信頼してくれる人。
そんな人と生きる中で、彩であふれた世界と出会った。
いろんな人が、ゆいに彩を、彩を大切にするかっこよさを教えてくれた。
いつかゆいも、同じようにこの世界を見てみたい。
彩のかけらを見つけては、見失い、不安になり、自分だけが彩を見つけられていないような不安を覚えた。
彩を見つけられてないゆいは、無色透明なゆいは、彩であふれた世界では見えなくなってしまう。
いまはみんなが一生懸命見てくれているだけで、いつの間にか誰の目にもとまらなくなってしまう。
そんな漠然とした不安を抱えながら、またゆいは彩があるような素振りを続けていた。
自分は何かが欠損しているんじゃないかと思ったこともある。
無色透明な自分に、誰かの彩を真似することしかできない自分に何度も涙を流してきた。
ゆいを信じて、ゆいの彩を探してくれる人に申し訳なさを感じて。
彩を探すための行動も、何もかも無駄なんじゃないか、という不安を抱きながら。
泣いても笑っても見つからない自分に、見つけた気になってもすぐ見失ってしまう自分が嫌になった。
それでも、どこかこの先に自分の彩があるような気がして、ゆいにも彩があると信じたくて生きてきた。
そして、何年もの間ずっと無色透明だったゆいは、
無色透明というベールをかぶり、自分の彩を隠してきたゆいは。
やっと、自分の彩を見つけられた。
週末に合宿を開催してきました。
2日間を通して感じたことは、ゆいは生きているんだということ。
そして、ここはゆいが自分でつくった、ゆいの彩であふれた場所なんだということ。
漠然とした不安と、自分に対する自信のなさと。
そんな負の感情に襲われて涙した前日。
誰かの彩を探すことが好きで、その瞬間が一番ゆいらしいと思えるのに、それさえも辞めてしまいたくなった。
何も知らない他人の正解に振り回されて、自分の中にあるはずの正解が見えなくなる。
自分の彩を追いかけてきた数年の、暗闇から彩を探してもがいたこの1年の、自分なりに見つけた彩を大事にしようとしたこの数か月の。
すべての意味を見失い、今自分がいる場所がわからなくなった。
やっぱりゆいは無色透明なんじゃないか、ゆいに彩なんてないんじゃないか。
でも、そんなゆいを信じてくれる人がいて、選んでくれる人がいる。
信じてくれる人の言葉を信じるて進むのか、誰かもわからない人の言葉を信じて止まるのか。
誰かのものさしでは彩がないといわれるのかもしれない。
違う彩だって言われるかもしれないし、その彩はエゴだといわれるのかもしれない。
でも、この彩をすてきだといってくれる人がいて、一緒に大切にしてくれる人がいる。
だからこそ、今のゆいが見えている自分の彩を大事にしたいって、その彩を大事にしながら進みたいと思った前日。
これまで生きてきた中で、自分がつくってきた場所の中で、一番自分らしくいられた場所。
開催してきたイベントや合宿の中で一番、自分がデザインした感覚と、自分がいる意味を感じられた場所。
これまで生きてきた中で、ゆいの彩が一番輝いている感覚。
ただ、ゆいの彩が輝いたのはみんなのおかげで。
ゆいを信じて一緒につくってくれた運営のふたりと、ゆいを選んで参加してくれた参加者と。
そして、ゆいを信じて応援してくれる仲間たちと、無限の愛をくれる娘のおかげ。
話をする中で目の彩が変わる瞬間がある。誰かと話す中で見つけた彩を輝かせてくれる人がいる。
その彩があふれる場所をつくることで、ゆいの彩がまた一段と輝く。
ブログをはじめるときに思った、一緒にキャンバスに彩を塗れるような関係性。
お互いの彩をかけ合わせることで、よりお互いの彩が輝く瞬間が存在する。
その感覚をリアルで感じられる場所。
この場所をつくるために、この経験をするためにゆいはここまで生きてきた。
無色透明だったゆいが、自分の彩がわからなくて悩んでいたゆいが。
やっと見つけたゆい自身の彩と、その彩が輝ける場所。
でも、このまま進んでいたら輝くことはできても輝き続けることはできない。
想いだけじゃ継続できなくて、継続するための仕組みが必要。
この場所が幸せだと思えたから、ずっと続けたいと思えたから、その仕組みをつくらないといけない。
この場をゆいさんとつくって良かった、という直前の言葉に泣きそうになりながら話した最後のプレゼン。
他の誰でもいいなんてことは絶対になくて、このメンバーだから感じられた幸せがある。
このメンバーだから出会えた人がいる、見つけられた彩がある。
巻き込まれているときには気づけなかった、その人がいる意味。
自分じゃなくていい、って当事者のときは思っていたけど、視点が変われば見え方が変わる。
誰でもいいなんてことは絶対になくて、その人である意味が確実に存在する。
自分でつくる感覚が、自分でデザインする感覚が、自分の彩を思いっきり表現する感覚が。
ゆいにとってはすごくハードルが高くて、何度も挑戦しようとしてもできないものだった。
ただ、いろんな人に機会を提供してもらって、その枠組みの中で行動をしつづけていた。
経験もスキルもついたけど、自分の彩だったかといわれたらきっとそんなことはない。
でも、いまならすべての経験に意味があったといえる。
人によって彩を見つける手段も輝かせる手段も違う。
ゆいはゆいのやり方で、自分の彩が一番輝く方法を知った。
だからこそ、いろんな女の子たちに伝えたい。
あなたの彩はこんな彩で、その彩の魅力はこういうところなんだよって。
その彩を持っているのは、あなただけなんだよって。
そして、ゆいの彩とかけ合わせてもっと輝くものをつくりたいって。
ゆいの彩はゆいだけで輝くものじゃないからこそ。
もっと輝く場所をつくるために、もっとゆいの彩を輝かせて生きていくために。
いろんな人のいろんな彩をかけ合わせてもらいながら、毎日を生きていきたい。
今日はいつもと違う感じで思うままに書こうと思ったのでちょっと雰囲気が違うかもですが。
すごく大切な経験をさせてもらった、ゆいにとってのターニングポイント。
沈んだ中で開催した合宿だったけど、未来がすごくクリアになった。
もっとゆいの彩が輝く場所をつくれるように、大切な人たちの彩を輝かせられるように。
ゆいだからつくれる場所を、ゆいだからデザインできる空間を。
彩を探してみたいなとか、この空気に触れてみたいなとか、何かあればぜひLINEで連絡ください。
イベント情報も更新しました。
自分が辛い時にずっと傍にいてくれた友達にいつか恩返しがしたいと思っていました。
私はいつも話を聞いてもらうばかりで、上手く友達の悩みを解決できるようなコメントはできない。だけどゆいさんを繋げる橋の役割をすることで、私が見たかった友達の姿=友達が生き生きと将来や自分のやりたい事について語ってる姿を見ることが出来ました。
知ることで、もっと友達のことが大好きになったし、心から応援したい、一緒に頑張りたいと思えました。友達がインスタのストーリーで「最高の思い出になった」ってあげてくれたのも忘れられません、、。ゆいさんにもありがとうの気持ちでいっぱいだし、やっぱりこれはユイさんにしかできないことなんだなと、改めて偉大さを感じました。
ありがとうございました。もっともっと、合宿続けていきたいです!!
これからも一緒に頑張らせてください!!
は~~楽しかった!!!