ずっと生きるのが苦しくて、自分がこの場にいる意味がわからなくて。

ゆいはこの場にいてもいなくてもいい存在だって思って、でも、何とかしてこの場にいる意味が欲しくて、誰かに愛されたくて、認められたくて。

だから、誰かのためにがんばって、誰かの笑顔のために行動して、なんでもできるように、わかっているように振る舞って。

ただ、いつもゆいの心は孤独で泣いてた。

素の自分を愛してほしいのに、嫌われるのが怖いから着ぐるみを着てた。

そしたら、誰からの評価も素直に受け止められなくて、全部偽りの自分にかけられた言葉だって思って。

優秀、優等生、賢い、なんでもできる、、、

そんな、誰かからの評価が苦しかった。

そんな自分であることを求められるような、そういう自分じゃなかったらどこにも価値がないような。

漠然と押し寄せてくる怖さにつきまとわれて生きていた。

ありのままのゆいを見てよ!

ずっと心が叫んでた、着ぐるみを着てるのも仮面を被っているのもゆい自身なのに。

そんな生き方を選んでいるのは自分のはずなのに。

誰かに愛されてる確証が欲しくて、仲良くなればなるほど扱いは雑になる。

雑に扱ってもゆいを大切に想ってくれてるんだっていう安心感が欲しかったから。

誰かにとって特別だって言われる存在になりたくて、他のひとと比較して落ち込む。

だって、比較して目につくのは自分にないものが無数にあるという現実だけだから。

でも、そんなゆいの着ぐるみの中を見ようとしてくれて、ゆいちゃんの正解ってなんなの?って聞いてくれた人がいるんです。

すごく救われた気分だった、つくらなくていいんだって思った。

ただ、そんな風にゆいのことを知ろうとしてくれる人に嫌われたくなくて、離れていってほしくなくて。

ゆいはまた強がって生きていた。

分かってる振りをして、成長している振りをして、素直な振りをして。

見限られたくないって、離れていってほしくないってずっと思ってました。

目指すものも、実現したい社会も、全部あるような振りをしてた。

追いかけたいものがある人間であろうとしてた。

そんな人たちがすごくかっこよくて、この人たちと一緒に生きていきたいって思ったから。

この人たちと同じように目を輝かせながら生きてみたいって思えたから。

でもゆいは弱くて、何もなくて、怖がりで心配性で臆病者で。

「どうせできない」って自分で縛りをつけて、「失敗しそう」って足を止めて、ずっといろんなものから逃げてきました。

できない自分じゃなく、やらない自分を演じて、自分なりに必死に理由をつけて強がって。

逃げて逃げて逃げた結果、自分のこころが限界を迎えました。

何も話せなくなった、なにも描けなくなった、あー自分にはほんとに何もないんだって思った。

今度こそほんとに、みんなが離れてしまうかもって本気で思った。

この数年何のために生きてたんだろうって、何も変わらない自分に嫌気がさした。

そんなゆいに時間を使ってくれる人に申し訳なくて仕方がなくなった。

大切な人が自分から離れていくくらいなら、自分から手を放してしまったほうが楽。

傷つかないで済むし、ただ自分がさみしいだけで終わるから。

自分が諦めちゃえば誰も何も傷つかないし、きっとゆいに使う時間が無くなったほうがみんな幸せ。

そう思って、一度本気で全部やめてしまおうと思った瞬間がありました。

でもそんなときでも引き留めてくれて、手を放さずにいてくれる人がいた。

ゆいちゃんはゆいちゃんのままでいいんだよって何度も伝えてくれて、一緒にいる未来を描き続けてくれた。

それでも、ずっとゆいが生きる意味はわからなくて、ゆいちゃんの正解は?の問いの答えは持ち合わせていませんでした。

なんとなくできることを卒なくこなしている、なんとなく経験を転用している。

目の彩が変わる瞬間に立ち会えている感覚はあったけどなんか微妙。

もっとなにか大きな衝撃が与えられそうで、ゆいである意味をつくれそうで。

でも、そんなこと自分にできるかわからないし、相手が求めているかわからないって、また誰かの正解のために自分を縛っていました。

あ、このままじゃだめだ。

ふと感じた怖さとともに、改めて自分を見つめなおす時間をつくりました。

ゆいはずっと、できない自分を隠したくて、嫌いな自分を誰にも見せたくないと思って生きていました。

だからゆいは、着ぐるみを着ていたんだと思います。

なにものかでありたくて、なにものかである自分じゃないと存在する価値がないと思っていたから。

でも、ゆいはなにものでもなくて、よわくて脆くて情けないところでいっぱいで。

ただ、それを受け止めて進む強さがあれば、それも自分だって認められることができたら、認めてくれる人がいれば。

ちょっと変われるんじゃないか。

ここでひとつ発表があります。

ブログには書いてこなかったのですが、女子会のビジョンを決めました。

めざすものが明確になったこの1か月はほんとにワクワクの連続でした。

こんなことしたい、あんなことしたいって一緒に作ってくれるメンバーと毎日のように話してて。

ずっと「これでいいかな?」と相談しないと進めない人間でしたが、「やりたい」という気持ちだけで進めるようになりました。

今目指すのは、プリキュアを増やすことです。

どういうこと?って人は個人で連絡くれたら無限に話せるんですけど。笑

今日話すとめちゃくちゃ長くなりそうなので、別の回で詳しく話しますが。

簡単に言うと、すべてのひとがもつ負の感情や弱い部分に向き合える強さをもった女の子を増やしたい。

ひとりじゃ弱いかもだけど、仲間がいれば強くなれるから。

だからプリキュアはひとりじゃないし、妖精さんはプリキュアになってくれる仲間を探している。

ゆいはこの世界でプリキュアの仲間を増やす妖精さんでありたい。

そんな、みんなが自分のありのままを表現できるような、その中で挑戦しつづけられるような場所をつくりたい。

そんなことを思いながらつくりあげたイベント。

お休み期間を取ると決めたときに、再開するときは2週連続でしよう、と決めました。

本気になって2週間走り抜けてみようって。

実際に2週間が終わり、すごく幸せな気持ちでいっぱいです。

当日の夜に今の感情をすべて言語化してたのですが、幸せすぎてふわふわしてました。笑

ゆいの話を聞いて涙を流してくれる子がいました。

これまであきらめていた自分の幸せも追いかけてみたいって伝えてくれる子もいました。

目の彩が変わる瞬間、なにか気づくきっかけみたいなのはこれまでもあったのかもしれない。

でも、そんなんじゃなく、感情を揺さぶれるような、人生に衝撃を与えられるような、そんなきっかけをつくることができた。

個人的に幸せでいっぱいになりました。ゆいが目指す方向はきっとこれで間違ってない。

ただ、もっとこんなことしたいな、もっといろんな人と一緒に笑いたいなって想いがより強くなった時間でした。

かつてのゆいがそうだったように、仮面を被って着ぐるみを着ながら生きている人がいる。

誰かに好かれる自分であるように、誰かに求められる自分であれるようにって、がんばっている人がいる。

ひとつひとつは些細な頑張りでも、溜まったら溢れちゃうことがある。

だから、そんなゆいみたいな女の子を助けたくて、ターニングポイントをつくりたい。

ゆいがかつて救ってもらったように、ずっとつなぎとめてもらったように。

いっぱいいっぱい助けてもらった分、今度はゆいが誰かを助ける番だから。

これが、ゆいの正解なんだと思います。

6年越しに、自分の人生の正解を、追いかけるものを見つけることができて、質問に答えることができます。

刺さらない人がいてもいいし、そんなの求めてないよ、って言われてもいい。

ただ、ひとりでも求めてくれる人がいる限り伝え続けたい、届け続けたい。

いつかこれを女の子だけじゃなくて男の子やカップル・家族にも拡げていきたいなと思っています。

そしたら、私の追いかける幸せな世界があるんじゃないかなって。

「第二のかぞくを拡げる」というずっと追いかけていた夢を、「笑顔のお花畑」という世界観を実現できる気がしています。

ただゆいもひとりじゃ何もできないプリキュアだから、仲間を探している妖精さんだから。

自分も弱さに向き合って強くなりたいと思う人も、一緒にプリキュアを増やしたいと思ってくれる人も、大募集中です。

ちょっとでも興味持ってくれる人は、一度お話したいので!

公式LINEを追加してメッセージください~!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次の投稿

「やりたい」というエゴを誰かのために押し殺して生きるのか。

木 5月 30 , 2024
こんにちは、ゆいです。 今日はどんな一日だったでし […]